体がなんとなくスッキリしないとき、疲れがたまっているなーと思ったとき、あなたならどうしますか?

明らかに不調がある場合は医療機関で診察を受けますし、体が凝り固まっていれば専門の方にマッサージしてもらうかもしれませんね。

ここでは、ちょっとリフレッシュしたい、ちょっと体をいたわって癒したいというときのセルフケアをご紹介します。ご家族やパートナーの方のケアにもどうぞ。

リフレクソロジー

「リフレクソロジー(reflexology)」という言葉をご存知ですか?

手や足には「反射区」と呼ばれるゾーンがあり、体の各器官や部分に対応しています。もしその器官や部分の働きが悪くなっていると、対応する反射区にもコリを感じます。これは緊張やストレスによって生じた体内の疲労物質が筋肉内に溜まったものと言われています。

例えば両手のひらの人差し指と中指の付け根、Vの字に交わる部分と周辺を押してみてください。ここは「目」の反射区になります。目はお疲れの方が多いので、痛みやコリを感じるかもしれませんね。

リフレクソロジーはこういった体の各部分に互いに反応する反射作用を使い、逆に手や足の各反射区を刺激することで各器官や部分の滞りを解消するリラクゼーション法です。この反射作用は研究と実践によって解き明かされたものです。

健康な体は、体内や環境が変化しても一定の状態を保とうとしてくれます。ただここに過剰なストレスがかかると、ストレスに体が順応しようとして体のバランスが崩れ、体のコリや不調をもたらします。

リフレクソロジーによって手や足の反射区を刺激すると、各対応器官や部分が反応して滞りが解消されます。それは体の各部分に存在していたストレスを和らげることになります。

体全体にリラクゼーション効果が起きてエネルギーの流れがスムーズになることで、血液循環が促進されたり、新陳代謝が上がったり、老廃物を外に出す働きが活発になります。これが自然治癒力の向上につながり、またもとの正常な体に戻っていくのです。

リフレクソロジーのときに気をつけてほしいこと

以下のような場合は、リフレクソロジーを使ったセルフケア、ご家族やパートナーの方へのケアは控えてくださいね。

お酒を飲んでいるとき

血行を促進させるので、アルコールのまわりが早くなります。また食事後も胃に負担がかかるので、30分~1時間くらいおいてから行いましょう。

高熱や急な病気のとき

血行が良くなってさらに熱が上がってしまいます。

重度の糖尿病の方

血管に負担をかけてしまう場合があります。

重度の骨粗しょう症の方

ひびや骨折の原因になる恐れがりますので控えましょう。日常生活に支障がない程度の方の場合も、優しい力加減でのケアを心がけてください。

既往症がある場合

心臓や脳などの既往症がある場合、現在は治っていても必ず医療機関に相談してから行ってください。

重度の皮膚疾患・炎症・感染症・ケガの場合

炎症や感染を広げることにつながりますので、ケアは控えてください。

通院中の方、 妊娠中の方

必ず医療機関へ確認・ご相談のうえ、ケアを行ってください。

ご高齢の方、子ども

優しい力加減で、短時間でのケアを心がけてください。特に小さい子どもの場合はクリームやオイルを使ってなでたりさすったりするだけでも、安心感をもたらしリラクゼーション効果が大きいようですよ。